どんな組織にいても、不満や不安はあります。
医学部もそれなりに特殊ですが、そこで不満があったとしても、
例え医師をやらないとしても、
医師免許を取っておくことはオススメです。
医師には様々なことが許されています。
大手を振って発言ができること、医療行為に近いことをやっていい資格、最強です。
医学部にいることでメンタルがやられてしまうということもあるでしょうが、
ほかの場所でも言えることです。
医学部に入った時点で「やりぬくか、ダメな奴か」という参考にされてしまいます。
ぼくは絶対に医師になるべきではないと思ってやめましたが、
正直理解して雇用してくれるところはそうそうありません。
日本は、進んだようでやはり、いろいろ保守的です。
新しい価値観に振り回されず、出した学費の回収のために資格をなるべく取りましょう、
もしくは、耐えられないなら、3年前後でやめましょう。
履歴書を汚さないためです。
社会の目は厳しいです。
医学部生ということはある種の全能感を持つかもしれませんが、
個人は無力です。
医師の職権はすさまじいものがあり、辞めたくなることもあるでしょう。
しかし、この力をどう使うかは、一生かけてなんとでもできます。
本を書く、企業に学者として入る、いろいろ道はあります。
入れたらなるべく資格だけでも取りましょう。
医師の仕事をしないのも自由です。
さまざまに僕も脅されて、合理的に中退しましたが、
持病があったことが大きいです。
そんなところを意気に感じてとってくれる会社は少ないです。
なるべく資格を取りましょう。
個人的には自分を大事にということを言いたいのですが、
社会はそんな美談に価値を見出してくれません。
採用人事は「結果を出したか」にこだわります。
なるべく資格を取りましょう。